その433 帯に短し襷に長し
クロール、背泳ぎ、平泳ぎ。
スイミングクラブでも、区民プールでも頑張っているのだが、
25メートル完泳できるものが一つもない。
昨日はあまりに出来ないので、しょんぼりして区民プールを後にした。
明けて今日。
スイミングクラブの日だ。
背泳ぎは相変わらず注意されるところばかり。
よっぽど背泳ぎがヘタなのだろう。
平泳ぎはあおり足を注意された。
しかし、今日はクロールの出来が良かった。
何となれば、コーチの補助なしで、
自力で13メートル、息継ぎしつつ泳げたのだ。
以前にも13メートル泳いだことはご報告したが、
あのときはコーチが手取り足取り補助して下さった。
今回はまったくの自力。
小さな、小さな、でも叫び出しそうに嬉しかったクロールだった。
主人は、三泳法のどれでもいいから、
早く私が、25メートル泳げるようになってほしいと思っている。
なぜなら、完泳のあかつきには、ワインで祝杯だからである。
今日、クロールで13メートル泳げた、と主人にメールを送ったら、
「ワイン?」と返事が返ってきた。
違う違う、13メートルだよ、25メートルじゃないよ。
25メートル完泳後は、私はワイン一杯、主人は残りのフルボトルを一本飲む勘定だ。
単純に飲みたいだけかも?という気もちょっとはするが、
主人は本当に私の水泳ライフを応援してくれている。
きっと、宿願を果たした私と、嬉しい乾杯がしたいのだろう。
いつ、どの泳法で25メートル完泳!とご報告できるのだろう?
しかし、地道な練習を積み重ねれば、きっと泳げるときが来ると信じている。