その487 ○社のスマホ
去年9月、スマホの機種変更をした。
携帯会社○社とは20年近い付き合いで、
ガラケーの頃から使っていた。
スマホはこれで3台目だが、いままで不具合を感じることはなかった。
しかし、3台目のこれは、購入当初から不具合続き。
通話中、勝手にダイヤルキーになり、
ピーピーうるさくて会話が聞き取れない。
話して数分もしないうちに通話が切れ、
登録中の他のアドレスに勝手にかかってしまう。
メール画面が突然真っ暗になり、復旧まで時間がかかる。
あまりにもひどいので、修理を頼んだ。
しかし、「不具合は認められないので、基盤を交換しました」の一点張り。
そして、小康状態は得たものの、やはりひと月もしないうちに元の木阿弥。
それでも我慢して使っていたのだが、
夜中にマナーモードがオフになってしまったり、
充電が途中で止まってしまうに至って、堪忍袋の緒が切れた。
○社には交換システムと言うものがある。
故障、紛失、盗難に遭った場合、「新しい」同機種と交換してくれるというもの。
しかし、新しいと言っても「新品」ではない。
「新古品」なのだ。「リフレッシュ品」と呼んでいるようだが、
ようは中古だ。
何故、10万円近いお金を出して買ったスマホが、
故障したのに、まっさらな新品と換えてもらえないのか。
そこが納得いかず、いままで我慢してきた。
会話が満足にできなければ、「携帯電話」ではない。
カメラの性能など、そこそこでいいから、
きちんと会話、メールができる機種を提供してほしい。
そんなこんなの経緯があって、やむを得ず新古品を頼んだ。
センターに電話して、一日で届いた。
そして、手引書と首っ引きで、
最も大事なアドレス帳含む、写真などのデータ移行を行った。
1時間ほどで終了。
主人を叩き起こし、SIMカードの差し替えはやってもらったが。
まだ電話で長く会話を試していないので、
問題が解決したかどうかは分からない。
それにしても、この間強いられた苦痛は計り知れず、
訴えてもいいほどに思う。
世の携帯電話会社に問いたい。
「あなたの会社にとって誠実な商いとはなんですか?」